人口減少社会が大本の原因

 デービッド・アトキンソン氏と会って話す機会があったのは2017年のことです。
 当時この人は日本の観光産業についてその可能性と現地のお粗末さをよく述べていました。
 観光立国を目指していた日本としては、この人の提言によく耳を傾けていた時代です。

 まあ、

 政府の偉い人に会わせろと言いだしてから、ちょっと傾きましたけれど。
 それでも専門家不在で的外れな官僚だらけな省庁においては、大変ためになるお話をしてくれるおじさんです。
 世襲で経営者になり替わったような無能旅館経営者達に対し、現実を突きつけてくれたりと、考え方には割と賛同しています。

 そんなアトキンソン氏は日本の停滞感と衰退の犯人を「人口減少」であると見抜いていました。
  
 ここ数年で、やっと人口減少による悪影響が取りざたされるようになってきましたね。
 政府の対策が相変わらず「その場しのぎ」なのはいつものことです。
 将来のことは将来の人間にツケをまわせばいいという考え方ですからね。みんな。

 自分たちがよければそれでいいという考え方が大勢を占める日本国です。
 うん、正直でよろしい。
 所詮人間ですからね、そんなものです。

 だから、
 今すべきことは「生産性向上」による給与アップと、給与アップできない非効率な会社の整理(倒産)が必要であると述べています。
 日本人の生産性が低すぎるから社会保障費の上昇や増税に耐えられないというわけです。

 現役世代が手にしている「手取り」は1980年代の水準まで低下していますからね。
 社会保障費の増大が大きく足を引っ張っています。
 消費税増税どころの騒ぎじゃない増額っぷりですが、あまりTVではとりあげませんね。
 社会保障という利益を優先的に享受している「老人」からの反発が大きいからでしょうか。
 
 アトキンソン氏の考えはしごくまともで、
 世界水準に見合った生産性(給料)が払えないような企業は滅び去れといっているわけです。
 
 日本人って昔から下士官や兵士は優秀だったのですよ。
 無能な上層部を有能な下士官と兵士が支えていたわけです。

 つまり、
 日本の9割を占める中小企業の社長達。

 「無能」
 
 というわけです。
 まあ大企業も大企業でやっていることは中小いじめですけれどね。
 特殊な技術でもって、大企業と価格交渉のできる企業はほんの一握り。
 
 残りは「奴隷」です。

 奴隷も数が減ると困るのは大企業。
 さあどっちが先に「ねをあげる」かしら。(あてる漢字はご想像にお任せ)

 海外から奴隷・・・移民を入れて、減った奴隷・・・労働者を確保しようとしていますが、まあ愚かな選択ですよね。
 日本に来て「奴隷」であることを知った移民は生活保護という「蜜」を啜るようになると思いますよ。

 日本が失われた30年でまごまごしていたうちに、途上国の給与水準があがってきていますので。
 人口減少確実な日本から海外に打って出るのが本来なのでしょうけれどね。 

 失敗したら即終了な日本では、やる人なんて少ないでしょうね。

 本当なら学校で習わせるべきなのでしょうけれどね。