グローバルスタンダード化で国民総貧困社会になる日本

 このままでは1%の勝ち組と残り98%の貧困層とに分かれることが確定的に明らかですね。
 中間層が崩壊するので、大半が日本国内にしがみついている中小企業は先が見えません。
 中小企業に雇用されている日本国民はみんな貧乏。
 
 中間層の崩壊はアメリカと一緒ですが、崩壊までの速度は他の先進国を追い越すことでしょう。 
 見ていてください。
 本当に急速に進むよ。
 
 崩壊速度が速い理由は、日本は中途採用が難しいからです。
 新卒至上主義がしみついていますからね。
 アメリカみたいに中途採用が普通な社会構造になっていませんからね。
 日本でも能力のある人は直接ヘッドハンティングされます。
 日本において、「仕事先を探している」中途者というのは「必要無い」とレッテルが貼られた人なのです。 
 会社倒産で雇用を失った人もいるでしょうけれど、世間の目がそうなっていますからね。

 背景にあるのは総合職を目指す企業体質にあります。
 専門分野に特化せず、いろいろの仕事を経験させるというやり方で、将来の幹部候補には有効な手法です。
 しかし、それを一般の社員にも強制させてきたのが日本の企業。
 
 プロフェッショナルな知識がないから、再就職に繋がらないわけです。
 ヨーロッパではある意味極端で、「その道」を決めてしまう文化があります。
 身分制度があったので、下っ端はずっと下のままでプロフェッショナルを叩き込まれる文化です。
 歴史でしょうね。
 おかげで再就職にはそれほど苦労しませんが、反面、スキルに乏しい若者が就職できない欠点があったりします。

 「正解」はないのでしょうね。

 さて、そんな中途採用での再就職が難しい日本。
 「黒字経営でも40代~50代で加速するリストラ」
 こんなニュースが出てきたということは、大半の中年が野に解き放たれるということを意味します。
 中途採用で給料が上がる人はごくごく一部。
 給与が減っても再就職できれば御の字。
 あとは就職すらできずに派遣やアルバイトになるしかありませんが、大半はこのパターンです。

 戦後の護送船団方式に守られてきたのは、会社だけではなく労働者もです。
 「年功序列」もその一部でしたが、少しずつ消えていきつつあります。
 人生で勤労に勤しみ、稼ぎを得ることのできる約40年。
 年功序列を信じ将来の若い時に安月給で我慢してきて、ようやく給与が上がってきた途端にリストラされるわけです。
 総収入ががた落ちしますね。
 
 ローンが残っていれば手放すことにもなりかねない不動産や自動車。
 不動産業と建設事業者は大打撃。
 市場は冷え込むしかありません。

 それだけではありませんよ。

 若年労働者不足のために新規採用者への給与の支給額アップ。
 では、上がる初任給を穴埋めするための原資は?
 既にいる社員の支給額から支払うのが日本の経営者です。
 
 そして義務化される同一労働同一賃金。
 派遣社員の給与を正社員と同レベルまで引き上げることなんて日本の経営者はしません。
 正社員側の給与を減らして、同一賃金に持っていくことでしょう。
 日本の経営者なんてそんなものです。
 でもそれでは「優秀な人材」が出て行ってしまうので、優秀な人以外の社員がわりをくうわけです。
  
 会社内で年齢に関係なく給与の高い人と低い人が生まれます。
 同一賃金ではないのかですか?
 優秀な人はやっている仕事内容が異なりますので、同一でなくてもいいのです。
 きっと勘違いしている人がいっぱいいそう。
 嫌なら共産主義な国に行くしかありませんが、純粋な共産主義国なんて地球上には存在していません。
 だって人間だもの。

 そんなわけで、若い時に高めの給与をもらっていても中高年になって凡人であればリストラされたり、転職して給与が下がることになるわけです。
 だから社会情勢に敏感な人は、入社しても安心なんてできません。

 将来が約束されていませんから長期ローンなんて組めませんね。
 収入が下がると教育を受けさせ続けることが難しくなりますから、子供をつくることに躊躇するようになりますね。
 生活も無駄遣いを戒めて慎ましく暮らすように心がける人が増えてくるでしょう。

 家を建てず、マンションを買わず、車を買わず。
 結婚しても子供をつくらず。
 浪費をしないで日本円を貯め続ける。
 
 ほら、資本主義が崩壊しています。

 普通の国ならば、国が制度を創ってセーフティーネットを設けるでしょう。
 日本は違います。
 問題が大きくなりつづけ、取り返しのつかないレベルにまで社会問題化しないと動きません。
 しかも性善説で制度を創るものだから、抜け穴だらけ。
 
 派遣の雇止めだって、会社側になんの罰則もないでしょう。
 初めから茶番なのですよこの国のセーフティーネットなんてね。

 1%の勝ち組とのこり99%の貧困者。
 ある意味グローバルスタンダードを先取りする日本です。

 
 批判だけして対応策を提示しないと文句をいわれる現代ですが、大ナタを振るっても結局批判されますからねぇ。
 だいたい50年間解決しようとしてこなかった世代が「逃げ切り世代」と言われているのですから、本来はこの世代から財産を巻き上げるべきなのです。
 
 団塊ジュニア。
 一番財産を積み上げることができた世代。
 若い時にまともに勉強なんかせず、
 学生運動なんてテロをやらかし、
 道徳心を特に持ち合わせていないわがままな世代。
 社会問題を見て見ぬふりをし続け、後世に負の遺産と莫大な借金を残し、
 それでいて口癖は、
 「最近の若い者は・・・」 
 人口比が最も多いことから、選挙で大きな顔をしている世代。
 昔から多かったのだから、本来ならば「改革」できた世代。
 自分たちは甘い蜜を吸い続け、面倒な、自分たちが嫌なことを後世に丸投げしようとしている世代。

 あたしだったら「逃げ切り世代」から資産を奪います。
 そう、「奪」います。
 それが出来るとしたら、数の暴力に縛られない「独裁者」だけなのです。
 よって、

 この日本国の近未来は碌な事がない。
 未来を残すためには、人口が2000万人くらいまで減ってからやり直すことですね。
 
 急いで立て直したいならば方法はなくもないかな。 
 非人道的な案ですが、結構な問題が解決します。
 書けない・・・書いたらやばいです。